どうしてこうも自信満々でいられるのか?
予見し得ない未知なる自然の脅威と、御しきれない原子力をすでに取りこぼしてしまったというのに。
どうして経済原理の話を同じ前提の上で続けていられるのか?
自らの力の限界を知ること。圧倒的な力に対しての畏怖を持つこと。決して無力感や盲目な信仰に誘われることなく、自分の無力と向きあうこと。
そういったはかない存在で一体何をやり遂げるのか、そこに私たち人間の尊厳がある。
それは抑鬱的な考えかも知れないが、決して分かり合えない、コントロール出来ないかもしれない相手と共存しないことにはこれからは生きてはいけまい。
そのために、知恵を絞らないわけにはいかないのではないか。
そうしないと、無念さをかかえたまま放置されているひとつひとつの魂たちに声は届かない。
March 27, 2011
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